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最近話題の仮想通貨ビットコイン(Bitcoin)とは?

​最近、SNSなどでも話題になっているビットコイン(Bitcoin)。

名前は聞いたことあるけど実際どんなものかはわからないという方も多いのではないでしょうか。

ビットコイン(Bitcoin)とはインターネット上で取引される仮想通貨のことで、数ある仮想通貨のひとつです。

世の中には多くの仮想通貨(Ethereum、Ethereum Classic、DAO、LISK、Factom、Monero、Augur、Ripple、Zcash など)があり、今一番世界が注目していて価値を感じているのがビットコインです。

では、ビットコインとは何かをお伝えしたいと思います。

そもそもビットコインってなに?

仮想通貨(正式には暗号通貨)は、2009年に「ナカモト サトシ」という人が発表したインターネット上の通貨です。

1BTC(BTCはビットコインの通貨単位です)が10円から始まって、2017年1月7日時点で1BTCが約11万円くらいの価値があります。

従来の通貨とは違って、やり取りが個人間なので手数料が安くなり、インターネット上の通貨なので24時間いつでも世界のどこにでも10分程度で数円程度の手数料で送ることができます。

ビットコインの特徴

まず、ビットコインとは「通貨」であるという見方をする人もいれば、金(きん)のような「商品」であるという見方をする人もいます。

そこで、通貨・ビットコイン・金(きん)で比較してみたいと思います。

特徴 法定通貨(円・ドルなど) ビットコイン 金(きん)
発行元 中央銀行・政府 なし
※分散型(P2P)
なし
※世界中から埋蔵
発行量 無限 有限 有限
価格変動
偽造 可能 困難 可能

発行者

ビットコインの大きな特徴として、発行元がいない分散型の投資であるという点です。

P2Pという、人と人が当人同士で通信をするという技術を用いているため、基本的に外部の管理や影響を受けにくいということです。

例えば、日本ではあまり起こりにくいですが、体制が不安定だったり法定通貨の信頼性が低い国などでは通貨がいつ紙くずになってもおかしくないというリスクがあります。

また、法定通貨の場合多くの人は銀行に預けると思いますが、銀行が破綻してしまった場合、自分の資産が失われるリスクもあります。

しかし、ビットコインの場合は個人のインターネット上の財布で管理するため、こういったリスクも無く、世界共通の仮想通貨であるため、インターネットが繋がっていれば、パソコンやスマホからどこの国でも送金することが可能です。

ただ、リスクが全く無いわけではありません。

個人で管理するということは、インターネット上の財布にアクセスするためのログインIDやパスワードを紛失、もしくは忘れたなどした場合は復旧保障がありませんので自己責任での管理となります。

発行量

法定通貨は政府が発行量を調整することが可能ですが、仮想通貨であるビットコインはプログラムのコードによって発行上限が2,100万BTCと決められています。

発行上限が決められていて無限ではないため、同じく無限ではない金(きん)と扱いが似ているとも言われています。

価格変動

法定通貨は為替変動によるリスクはありますが、日本で暮らしている限り、極端な為替変動の影響を受けることは少ないです。

しかし、ビットコインは価格の変動が激しいというリスクが存在します。

元々、通貨(貨幣)とは「交換手段」「価値の一致」「価値の保存」という3つの要素を持っていますが、ビットコインは価格の変動が激しいので3つ目の「価値の保存」がしにくいので通貨ではないという見方をする人も多いのです。

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偽造

通貨としては一番重要な要素ともいえ、ビットコインが登場する2009年以前に分散型(P2P)通貨が存在しなかった理由は、偽造という問題がクリアにならなかったからです。

ビットコインは暗号技術を使っているため、偽造が困難になっています(現時点ではビットコインのセキュリティが破られていないので偽造が行われたという報告はありませんが、今後永久にセキュリティが破られないという保証はありません)。

ビットコインの決済手段

最近では買い物をする際、SuicaやPASMOといった電子マネーと呼ばれるプリペイドカードで支払いをする人も多いと思いますが、ビットコインも似たようなものと考えてよいと思います。

電子マネーも現金を一旦プリペイドカードにチャージをして、支払い時はそのプリペイドカードをお店のカードリーダーにかざして支払いを完了させます。

ビットコインも同様で、一旦現金をブロックチェーンというインターネット上の財布に入金をします(詳細手順は後日別途記事でご説明します)。

ちなみに、日本ではまだ一部の店舗だけですが、ビットコインで支払いができるお店もありますので、投機や投資運用ができる電子マネーと考えるとわかりやすいかもしれません(ビットコインは支払い時に数円の手数料が発生します)。

現時点でビットコインで支払いができる店舗の一覧です。

ビットコインは現金・銀行振込・クレジットカードといった一般的な決済手段と比べても有用です。

実際は現金が一番優れていると思われるかもしれませんが、物理的な手渡しでしか決済手段がないので利用の幅は狭いです。

ここで、各決済手段をビットコインを比較しましたので参考にしてください。

特徴 現金 銀行振込 クレジットカード ビットコイン
管理 個人または国 銀行 カード会社 個人
手数料(国内) なし 数百円程度 なし
※店舗が負担
数十円程度
手数料(国内) 数千円程度 約2% 数十円程度
送金時間 即時 即時 即時
※実際の振込は後日
即時
※確認時間約10分
送金可能時間 常時可能 営業時間内のみ 常時可能 常時可能

手数料

国内で買い物をして、一番手数料が高いのが数百円程度かかる銀行振込です。

ビットコインだと手数料は数十円程度なので、ビットコインの方がお得ではありますが、現時点ではビットコインで決済ができるお店が限られているので、普及するまではメリットが低いと思います。

クレジットカードはお客側として見れば決済手数料は無料なのでビットコインのメリットは低いですが、お店側から見ると売上の数パーセントが手数料としてかかるのでビットコインの方がメリットがあります。

海外への送金の場合は、銀行振込だと手数料が数千円程度かかってしまいますし、クレジットカードも為替手数料が1.6%程度取られてしまうので、ビットコインは海外への送金や海外での買い物にはメリットがあると思います。

送金時間

どの決済方法でも即時決済が行われるのでどれも差はありませんが、銀行振込の場合は営業時間内でないと決済完了が翌日や休み明けになってしまいますし、クレジットカードはお店側から見ると入金が後日になってしまいますので、ビットコインでの送金にメリットはあります。

ビットコインの決済は約10分ほど時間がかかりますが、これには理由があって支払者が支払ったことを偽造することのリスクを回避しているためです(実際はネットワークの状態を観測して数十秒待つだけでも偽造リスクが下がるそうです)。

まとめ

いかがですか?ビットコインについて理解できましたでしょうか?

「ビットコインについてはわかったけど、だからなんなの?流行る理由がわからないよ…」と思われた方もいると思います。

最後に、なぜビットコインが流行っているのかについてご説明したいと思います。

実は、ビットコインを使って投機や投資運用をしているのです。

運用方法については別の機会に詳しく説明したいと思いますが、ビットコインの投資運用をすることにより日利1%(月利30%)といった運用が可能になるのです(例えば10万円分のビットコインを運用すれば1ヶ月後には13万円分のビットコインになるということです)。

もちろん、ビットコインのままでは仮想通貨が増えるだけですが、これを日本円に換金して利益を得ているのです。

私もビットコインを使った投資運用をしていますが、少なくても毎月30万円ほどの収入になっています。

更に複利で回していけば今以上に増えると思います。

このあたりについては今後の記事で紹介していきますので、興味のある方はチェックしてみてください。

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