世の中に成功者と呼ばれる人たちは5%ほどしかいないといわれています。
一般の人と成功者ではいったい何が違うのでしょうか?
まず成功者の定義も人によって違うとは思いますが、ここでは年収1億円以上としておきましょうか。
そんな成功者たちとお会いする度にいろんな質問をさせていただくうちに3つの違いがあることに気づきました。
その3つの違いをご説明していきたいと思います。
成功するために必要な3つの条件
仕事の差
ひとつ目は「仕事の差」です。
世の中の多くの人はサラリーマンとして会社に雇われています。
いわゆる労働型の収入です。
しかし、成功者は同じ労働でも将来自分が働かなくても収入になる労働の仕方をしています。
どういうことかというと、最初は労働をしますが、ある程度の環境が整ってきたらシステム化するなどして、自分が働かなくても収入になる仕組みを作るのです。
世の中の多くの人は自分の時間を提供する対価としてお給料を会社からいただいています。
逆に成功者は「時間=お金」といった労働収入ではなく、権利収入型のビジネスモデルを持っているのです。
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一般的にわかりやすい例を挙げると、ミュージシャンはヒット曲を出すまでは、何曲も作曲したり何度も詩を書きなおしたりしながら労働をします。
しかし、曲がヒットすればCDが売れることはもちろん、テレビやラジオで流れたり、カラオケで歌われたりするので、印税という収入が入ってきます。
このミュージシャンがやったことは、曲がヒットするまでは苦労もしますが、ヒットしたあとは自分が働かなくても自動的にお金が入ってくるシステムに生まれ変わるのです。
もし、その後に一度もヒット曲がなかったとしても、何年経ってもヒットした曲の印税収入が入り続けるのは魅力ですよね!(THE 虎舞竜のロードという曲がわかりやすい例ですね)
教育の差
二つ目は「教育の差」です。
日本では幼少の頃からお金の教育はしてくれません。
むしろ、サラリーマンのように管理される教育を受けています。
しかし、成功者は自分自身でお金の勉強をしていますし、自分の組織の人間にもお金の教育をする環境も用意しています。
そして、成功者は勉強するだけでなく、チャレンジをしています。
もちろん失敗することもありますが、それを教訓として次に活かします。
本やセミナーで得る情報で勉強するだけでなく、実際に行動して検証しているのです。
多くの人は本やセミナーで学びはしますが、それで得たものを実行しようとはしません。
学んだだけで満足してしまうからです。
もしくは、行動に移す人はいると思いますが、一度や二度失敗すると諦めてしまうのです。
成功者は自分で実際に何度も行動し、検証した結果を学びに変えているのです。
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環境の差
三つ目は「環境の差」です。
成功者はお金を稼ぐための環境を用意しています。
仕事の差でも書いた、自分が働かなくてもお金が入ってくる環境を作るということもそうですが、環境は人と付き合う環境や教育システムの環境などいろいろな意味があります。
例えば、一般の人が成功者の集まるパーティーなどに誘われると、多くの人は「話が合わない…」とか、「自分なんかが行ったらバカにされるんじゃないか…」などと考えてしまい、居心地が悪いと思ってしまって断るわけです。
しかし、成功者は成功する前からそういう場所に参加したりして、人脈を作っていき、自分にとって良い環境を作っていきます。
もちろん、最初は居心地は悪かったと思います。
しかし、そういった場所に行き続けることで顔を覚えてもらったり、普通では知ることができない情報などを教えてもらい、少しづつ自分をステップアップさせて今に至るのです。
成功するためにはまず「考え方」を変えます。
すると「行動」が変わり、「付き合う人」が変わって、「結果」が変わるのです。
成功者も最初は普通の人
よく成功体験などを聞くと「あの人だから成功できたんだよ…」とか言う人がいますが、どんな業種の成功者も最初は素人ですし普通の人です。
あなたと何も変わりません。
ひとつ違うとしたら、行動力があったということでしょうか。
経営者が全員、経営者としての勉強をしてから社長になっているわけではありません。
どちらかというと、まず会社を作って社長になってから、経験をしながら経営を学んでいる人が多いです。
以前、とあるセミナーで成功者に「なぜ、成功できたのですか?」という質問をしたことがあります。
その時返ってきた回答は…「条件が揃ったから」でした。
この条件とは、経営の勉強をしたとかそういう意味ではなく、ビジネス成功するための条件が揃ったという意味です。
この条件が揃ったことにより、いち早く行動していたのです。
もちろん、条件が揃ったと思ってはじめたものの失敗したこともあるでしょう。
しかし、そこで諦めずに今日まで軌道修正をしながら続けてきたから成功があるのです。
ですから、成功者が特別なにかに長けていたとか、その人だったから成功したわけではないのです。
日々、情報収集したり、様々な環境に身を投じてチャンスと思ったときに行動しただけなのです。
一般の人との違いはたったこれだけです。
チャンスはいつ訪れるのか?
では、ビジネスにおけるチャンスとはいつ訪れるのでしょうか?
成功者はとある法則を知っているのでチャンスの瞬間に行動できます。
その法則とは「イノベーター理論」です。
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世の中で普及するものは、概ねこの法則に則っています。
なので、成功者は世の中の人が「非常識だ!」と言っているときに仕掛けます。
最初は支出の方が多いと思いますが、普及ラインと呼ばれる16%に達してキャズムを超えた時点から収益に変わることを知っているからです。
普及するまでは、多くの人に見向きもされず、時には怪しいことをやっていると言われることも多かったと思いますが、世の中の人が当たり前のように知るようになった時点では、すでにビジネスとしてのチャンスは無いのです。
既知と未知
世の中の結果は、ビジネスだけに関わらず、だいたいが知っている(既知)か知らないか(未知)で決まります。
例えば物を買うときもそうですね。
同じ商品を定価で売っているお店しか知らなければそこで購入しますが、安く売っているお店を知っていれば、そのお店で購入しますよね?
安く売っているお店があるということを知らなければ、定価で売っているお店で買うわけですから本来より高くお金を払ってしまうことになります。
それと同じで、成功者は最初は居心地の悪かった環境に身を投じて得た人脈を使って、ビジネスにおける世の中の人が知らない稼げる情報を得ているのです。
また、世の中の人が「怪しい」と思うことの原因は「未知」だからです。
人は、未知の領域に対しては不安を感じ怪しいと思う習性があります。
しかし、一度知ってしまえば「既知」となり、怪しいとは思わないわけです。
人には安全領域(コンフォートゾーン)というものがあり、未知の領域に飛び込むことを無意識に拒みます。
一旦、安全領域の外に出てしまえば大したことはないのですが、出るまでは不安なのでなかなか踏み出すことができないのです。
成功者はこの不安を振り切って、安全領域の外に出て、自分自身を成長させていくから成功しているのです。